緊急シンポジウム「玄海原発は『安全』か?」

緊急シンポジウム「玄海原発は『安全』か?」が6時半から生涯学習センター・アバンセで開かれました。
今日の講師は、東大名誉教授で金属工学専門の井野博満氏と、美浜の会代表の小山英之氏のお二人です。
今、問題になっている老朽化した玄海原発1号機の脆性遷移温度の高温の意味や、ストレステストの意味と課題などについて解明する話でした。
会場からの質問にも答えていただきましたが、いずれも共通するのは、ストレステストを行うにしても、今、現在進行中の福島原発の実態が本当に解明されなければ、実のあるものにはなりえず、そのためには、あらゆるデータを公表して、各分野の専門家の多面的な角度からの分析検討を重ねられる保障をはかる必要があるということです。
核兵器廃絶の運動が、広島・長崎の被爆者を真ん中において進められてきたように、今回も福島原発の被害の実相を被災者の方たちに寄り添って進めることが、原点だということも、改めて強調さる、それはまったくその通りだと実感しました。
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