【学校現場で教職員は今…】
「保育士不足」「介護職不足」と同じように、いま学校現場で「教職員不足」が叫ばれています。
それなのに、クラスの授業での研究発表ならまだしも、研修や研究会などで担任の教職員が現場を離れざるを得なくなるというのは、大きな矛盾だと思います。
そして、その担任の不在の時に、 一歩間違えれば命の危険に繋がったかもしれないようなことが起きても、対応を担任の先生任せにしてしまうというのは「教職員集団」としてどうなのだろうか…と考えさせられることも起こっているようです。
今年4月の県議選佐賀市選挙区で立候補された中島由美子さんのFacebookでの投稿を拝見して、いろいろ考えさせられました。
担任の先生が不在であれば、それをカバーして子どもや保護者に対応するということがなければ、一生懸命に子どもに向き合おうとする先生ほど、全てを抱え込んで潰れてしまいかねません。
子どもと先生を守れる教育現場であってほしい…とつくづく思います。
【中島由美子さんのFacebookより】
中島 由美子
17時間前
【先生たち】
小学生の我が子2人が新学年になって2か月半、どうも先生たちは研修・出張ラッシュのようです。
長男次男の担任先生たちが、結構な頻度で研修や出張と言っては1日とか半日とか、子どもたちの学校からいなくなってる…。
私がどうしてそれがわかるかというと、長男が不登校傾向中だから。がぜん学校や担任先生とのやり取りが増えて、何だか知ってしまうのだ。
長男について10日月曜日、事件が起こった。3階の渡り廊下の手すりに手をかけよじ登ろうとしていたというのだ…。もう万策尽きた感がある。そこまで追い詰められていたとは。母親として、学校に付き添ってまで登校させていたことを悔やむ。
その件を受けて昨日かかりつけ小児科を受診し、その結果を学校に連絡しようと学校に電話したところ、教頭先生が電話に出て、「担任は夕方まで研修中で、明日も昼から研修で…。担任に連絡をとってみて、折り返し連絡します。」と言う。
月曜日の件について、私は担任先生からの電話でしか状況を聞いていなかった。なぜ、学校側の誰も面と向かって私達保護者に説明してくれないのだろう、と思いつつ、火曜水曜と過ごした。そして、小児科受診後の結果について電話で知らせると言えば、学校の誰かが会ってくれて、月曜の状況の話もしてくれるだろうと思って電話した。
それは空振りに終わるところだった。教頭先生は自校の児童が3階から飛び降りようとしていたというのに、いまだ担任先生のみを私たち保護者との窓口にしているのだ。きっと教頭先生は我が子のしでかしたことを知らないのだろう、と思った。
空振りに終わらせなかったのは、私がPTA本部役員であり、夏休みプール開放の保護者見守り当番のための作業を抱えていたからだ。どうせ学校に行って確認しないといけないことがあるので、電話をした後学校に出向いた。
職員室で教頭先生に「PTAのことで確認しないといけないことがあったので来ました。」というと、長男のことについて「担任に連絡をとり、担任先生が研修後に連絡します、と言っていました。」という。私が「月曜の件について、私は学校側の誰からも直接説明してもらっていないのですけれど。担任先生からの電話連絡だけです。」というと、ちょうど職員室に長男を止めてくれた先生がいて、教頭先生がその先生につないでくれて、やっとその先生から、現場で状況を具体的に聞くことができた。私は初めて学校側から直接の説明を受けることができた。
その後、担任先生から、夕方7時半ごろ電話をもらった。研修が終わった後学校に戻り電話をかけてくれたのだ。
職員室で教頭先生が、研修が終わった後担任先生から電話させるといった時、正直「もういいよ…」と思った。だって、明らかに勤務時間外だし、今だ担任先生だけしか、この長男の件に関わってこないのだ、と落胆したからだ。私は、その担任先生が長男のいる学級でどんなに一生懸命子どもたちと関わってるのか、教育をしているのか、長男の登校に付き添いたまに授業まで付添して直接見てきて知っているので、そんな一生懸命の先生をゆっくり休ましてあげたい、と思った。
担任の先生とのお電話で、私が、「しばらく学校休ませます」と言うと先生は悲しそうな声で言った。「私が、明日も研修で午後から半日いないので…。これまで以上に、丁寧に見てあげれないと思うので…。すみません…。」担任先生のおっしゃりたいことはすごくよく分かった。先生たちは、とにかく研修が沢山あって、自分の学級の教室どころか、自分の学校の建物内にすらいることができないのだ。これまで以上にこれから研修出張が多くなるのだ、きっと。「こちらこそ、お手数かけてすみませんね。お忙しいのに…。」というしかないではないか…。担任先生と私とで何回か「すみません」「こちらこそ、すみません」のやり取りを繰り返し電話を切った。
…、学校に先生を返して欲しい。研修、そんなに大事ですか?実際学校にいる子どもより?
…、いつまで、長男の件を担任案件のままにしておくつもりなのだろう?校長先生出てこいって親が叫べばいいのかい?教育委員会に連絡したらいいのかい?
学校への疑問が尽きない…。
そして、長男はどうやら学校に行くのは無理のようです…。学校ってなんやろ…。不登校でもいいって、…親としてデンとそう言い切るのは、案外難しい。
義務教育ってなんだったっけ?
子どもたちには教育を受ける権利ってなかったっけ?
親が子どもたちに教育を受けさせる義務ってなかったっけ?
学校教育って、何だろう…。
それなのに、クラスの授業での研究発表ならまだしも、研修や研究会などで担任の教職員が現場を離れざるを得なくなるというのは、大きな矛盾だと思います。
そして、その担任の不在の時に、 一歩間違えれば命の危険に繋がったかもしれないようなことが起きても、対応を担任の先生任せにしてしまうというのは「教職員集団」としてどうなのだろうか…と考えさせられることも起こっているようです。
今年4月の県議選佐賀市選挙区で立候補された中島由美子さんのFacebookでの投稿を拝見して、いろいろ考えさせられました。
担任の先生が不在であれば、それをカバーして子どもや保護者に対応するということがなければ、一生懸命に子どもに向き合おうとする先生ほど、全てを抱え込んで潰れてしまいかねません。
子どもと先生を守れる教育現場であってほしい…とつくづく思います。
【中島由美子さんのFacebookより】
中島 由美子
17時間前
【先生たち】
小学生の我が子2人が新学年になって2か月半、どうも先生たちは研修・出張ラッシュのようです。
長男次男の担任先生たちが、結構な頻度で研修や出張と言っては1日とか半日とか、子どもたちの学校からいなくなってる…。
私がどうしてそれがわかるかというと、長男が不登校傾向中だから。がぜん学校や担任先生とのやり取りが増えて、何だか知ってしまうのだ。
長男について10日月曜日、事件が起こった。3階の渡り廊下の手すりに手をかけよじ登ろうとしていたというのだ…。もう万策尽きた感がある。そこまで追い詰められていたとは。母親として、学校に付き添ってまで登校させていたことを悔やむ。
その件を受けて昨日かかりつけ小児科を受診し、その結果を学校に連絡しようと学校に電話したところ、教頭先生が電話に出て、「担任は夕方まで研修中で、明日も昼から研修で…。担任に連絡をとってみて、折り返し連絡します。」と言う。
月曜日の件について、私は担任先生からの電話でしか状況を聞いていなかった。なぜ、学校側の誰も面と向かって私達保護者に説明してくれないのだろう、と思いつつ、火曜水曜と過ごした。そして、小児科受診後の結果について電話で知らせると言えば、学校の誰かが会ってくれて、月曜の状況の話もしてくれるだろうと思って電話した。
それは空振りに終わるところだった。教頭先生は自校の児童が3階から飛び降りようとしていたというのに、いまだ担任先生のみを私たち保護者との窓口にしているのだ。きっと教頭先生は我が子のしでかしたことを知らないのだろう、と思った。
空振りに終わらせなかったのは、私がPTA本部役員であり、夏休みプール開放の保護者見守り当番のための作業を抱えていたからだ。どうせ学校に行って確認しないといけないことがあるので、電話をした後学校に出向いた。
職員室で教頭先生に「PTAのことで確認しないといけないことがあったので来ました。」というと、長男のことについて「担任に連絡をとり、担任先生が研修後に連絡します、と言っていました。」という。私が「月曜の件について、私は学校側の誰からも直接説明してもらっていないのですけれど。担任先生からの電話連絡だけです。」というと、ちょうど職員室に長男を止めてくれた先生がいて、教頭先生がその先生につないでくれて、やっとその先生から、現場で状況を具体的に聞くことができた。私は初めて学校側から直接の説明を受けることができた。
その後、担任先生から、夕方7時半ごろ電話をもらった。研修が終わった後学校に戻り電話をかけてくれたのだ。
職員室で教頭先生が、研修が終わった後担任先生から電話させるといった時、正直「もういいよ…」と思った。だって、明らかに勤務時間外だし、今だ担任先生だけしか、この長男の件に関わってこないのだ、と落胆したからだ。私は、その担任先生が長男のいる学級でどんなに一生懸命子どもたちと関わってるのか、教育をしているのか、長男の登校に付き添いたまに授業まで付添して直接見てきて知っているので、そんな一生懸命の先生をゆっくり休ましてあげたい、と思った。
担任の先生とのお電話で、私が、「しばらく学校休ませます」と言うと先生は悲しそうな声で言った。「私が、明日も研修で午後から半日いないので…。これまで以上に、丁寧に見てあげれないと思うので…。すみません…。」担任先生のおっしゃりたいことはすごくよく分かった。先生たちは、とにかく研修が沢山あって、自分の学級の教室どころか、自分の学校の建物内にすらいることができないのだ。これまで以上にこれから研修出張が多くなるのだ、きっと。「こちらこそ、お手数かけてすみませんね。お忙しいのに…。」というしかないではないか…。担任先生と私とで何回か「すみません」「こちらこそ、すみません」のやり取りを繰り返し電話を切った。
…、学校に先生を返して欲しい。研修、そんなに大事ですか?実際学校にいる子どもより?
…、いつまで、長男の件を担任案件のままにしておくつもりなのだろう?校長先生出てこいって親が叫べばいいのかい?教育委員会に連絡したらいいのかい?
学校への疑問が尽きない…。
そして、長男はどうやら学校に行くのは無理のようです…。学校ってなんやろ…。不登校でもいいって、…親としてデンとそう言い切るのは、案外難しい。
義務教育ってなんだったっけ?
子どもたちには教育を受ける権利ってなかったっけ?
親が子どもたちに教育を受けさせる義務ってなかったっけ?
学校教育って、何だろう…。
この記事へのコメント